ここはGUNZで活動する、エロ優しいAngelic-rayの日記です。多分・・。
プロフィール

Angelic-ray

Author:Angelic-ray
22歳♂ 3月31日 牡羊座
社会人 新聞屋の後継ぎ。
日々強く生きていけたらいいな
メッセ↓
angelic-ray@hotmail.co.jp
登録の際はブログで一声かけて下さい。

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3rd Bpart

居間で冷え切ったコーヒーをすすりながら、タバコふかす。
このまったりとした空間が俺は好きだ。
カゲも隣で、ぼーっとしている。ちょっとからかってやるか。
「カゲ、覗いてきてもいいんだぜ?
「ん・・あぁ・・・って、おまww俺はそんなことしねぇよ。」
慌てふためくカゲに、笑いがこみ上げてくる。
「ま、まぁ、そんなことよりだ。レイはアンリの話どう思う?」
カゲは一つ咳払いをして、真面目な表情で聞いてくる。
「うーん・・・まだ事が起こってないからな・・何とも言えん。
ただ、親父さんのことだが・・」
「うん?」
「アンリの話だと、ブレインさんが傭兵を帰らせたということだったから、もっと無愛想なのかと
思ったが、まさかあんな良い雰囲気でもてなされるとはな、その反面逆に警戒心が強まったかもな。」
「どうしてだ?」
「二面性だ。俺たちに対して快く接したことも確かだが、かといってアンリの言ったことを
無視するわけにはいかないだろう?」
「なるほどな・・それはそうだな。客人が来てるのにアンリを叱咤するわけにもいかんだろうね。」
「うむ。そういうことだ。」
カゲは納得したって顔をして、うんうんと頷く。
実際、ここに来るまではブレインさんは傭兵のことが嫌いなのかと思っていたが
そういう感じでは無くて、俺たちにとても優しくしてくれた。
しかし、カゲが言うようにアンリの言った事も無視するわけにはいかない。
要するに昼間のアンリの台詞を100%信じることは出来ないが、
ブレインさんのこともまた100%信じることが出来ないのだ。
「とりあえず、元傭兵だし、昔所属してたクランや何らかの情報は仕入れておきたいな。」
「それなら、俺に任せろ。shadowの情報網で探ってみる。」
「・・・・いいのか?」
「まぁ、それくらいならタダでもいいだろう。」
「じゃあ、申し訳ないが頼んだ。」
「おk、任せろって。」                                                           
4th STAGE

「カゲさん・・・?怒ってます?」
「い、いや・・・」
「顔が引きつってますよ?」
「あ、あぁ・・・はははは。」
「もうあと4件回ったら、お家に帰りますんで、その間だけお願いしますね。」

俺はカゲ。腐れ縁のレイが請け負った依頼を手伝っている。
今はなぜか荷物持ちという訳の解らない事になっているが・・
そう、この理不尽ことを考えると昨日のやりとりが思い出される。

「カゲさ、情報を仕入れてくるなら明日街に行くんだろ?」
レイが、タバコをふかしながら聞いてくる。相変わらずヘビースモーカーだな、こいつは。
「まぁ、そうなるわけだな。」
「それならいつもの店で、マグナム弾を買ってきてくれよ。念のため多目にもっておきたいんだ。」
ほぉ・・このshadowのマスターカゲ様をパシリに使う気か。。
さて、レイくんは何をくれるのかなぁ?
「まぁ、別にそれぐらいは構わんけどなぁ・・・タダってわけには―――」
と、俺が言うのを手を振ってレイは遮った。
「あぁ、それなら心配いらない。アンリが買い物に行くらしいから、二人きりにしてやるよ。」
「おk、わかった。さすがレイ様、よく解っていらっしゃる。」
「俺はこっちで留守番してるさ、楽しんでこい。」
「うぃうぃ。」
レイのニヤニヤした言い方がひっじょーーーーーうに気に入らなかったが、
アンリと二人で買い物とか、こんな美味しい展開を拒否するわけにもいかないので
大人しくしていることにしよう。

というわけなんだ。
俺は一緒にお茶飲んだり、仲良くショッピングと洒落込めるもんだと思ってたが・・。
レイめ・・・これじゃ割に合わない気がするぞ。あとでしっかり請求してやる。
「で、次はどこなんだアンリ。」
ルンルン気分で買い物カゴを手にし、スキップしながら前を行くアンリに声をかける。
「えっとですね、紅茶の葉とコーヒー豆を買いに行くんですよ。」
「俺の腕はもう荷物でふさがってるんだが・・・」
「大丈夫ですよ、抱えてる荷物の上に乗っければいいんですから。」
と、アンリが振り向いてにっこり笑う。可愛いというより小憎たらしくなってくる。
まぁ、もう諦めますよ・・。
ライアドの隅っこにあるこの商店街は、昼間から人が結構居て、
子連れやカップル、更には傭兵までもチラホラ見かけることができる。
店の方も景気のいい声が飛び交い、すごく賑わっているのがよく解った。
周りをキョロキョロしている俺に、アンリが振り向いて近寄ってくる。
「カーゲさん、何見てるんですか?」
「え?いや、日陰の人間だからこういう昼の町はあんまりなじみが無くてな。
ちょっと驚いてるんだよ。」
「ふぅーん・・・」
アンリは俺にいぶかしげな視線を送り、辺りをキョロキョロし始め、
急にピタっと止まると、いきなり口を開け指を指しながら言った。
「あ、カゲさんあそこ!ほら、ツンデレで可愛いお姉さんがいる!」
「!」
何だと!それは一大事だ!ツンデレでお姉さんときたら、俺のストライクゾーンど真ん中じゃないか!
そうだ!ここは是非とも、男として声をかけねば!
「ど、どこだ!アンリ、もうちょっとわかるように・・・・うを、人ゴミの中か?
ちょ、おま、どけって見えなくなるだろっ!って、アンリ聞いて・・・・あ・・・。」
と言いながらアンリの方を向くと、アンリが俺に冷ややかな視線を送ってくる。
こ、これはヤバイ展開ジャナイダロウカ・・・
「カゲさん・・・女の子と一緒に出かけてそれはないんじゃない?」
「え・・あ、いや・・そのね、これにはね、深いね、わけがね?」
「知らな~い。だから男って嫌いなのよね。ふん。」
アンリはそっぽを向いて、ズンズン先へ進む。
よくよく考えれば遠目でツンデレって解らないよね・・?
これは騙されたな・・トホホ。
とりあえず、何とかしてフォローしないとなぁ・・・。
俺はアンリに遅れないように歩く速度を速めた。

目的の4件を全て回り終える頃にはすでに日が傾いていた。
今日一日で、普通の依頼より疲れているのは気のせいだと思いたい。
アンリはというとあれから一切必要な事以外に、口を聞いてくれないのである。
女って難しいね・・・。
「ちょっとお手洗いいってきます。」
アンリは振り向かずにそういうと、人を避け酒場とレストランの境にある
WCと書かれた建物に入っていく。
「たく・・・疲れるぜ・・」
ヤレヤレという感じで、俺は荷物を地面に置き、その場にしゃがみこんでタバコに火をつけた。
不意に向かい側のガンショップのショーウィンドウに、見たことないショットガンがあるのに目が止まる。
なんだろ・・・ブレーカーにしてはちょっと違うな・・アベンジャー系よりもごつくはないし。。
どちらかというと、時代を感じさせる代物と言った方がいいのか・・・。
「ちょっとだけ・・見てもいいよな?アンリ。」
「うん、どうぞ。」
「よし解った、ちょっと待っててくれ。」
俺はその場で一人芝居をして、荷物を持ってショーウィンドウに近づく。
「こ、こいつは・・・インケステルか・・粋なショットガンを飾ってやがる。」
インケステルはレバーアクション型の散弾連発銃で、レバーを大きく引くとボルトが開き
そこから4発弾を込めることができる、そしてレバーを引いてボルトに1発こめることによって
5発連続で撃てることが可能となる。
更にこいつは用心鉄やバレルをいじってるから、スピンローディングで銃をくるっと回し
次弾を送り込んですばやく撃つことが可能だ。
「むぅ・・・・ほ、欲しい・・。」
ゴクリと唾を飲み込み、気がついたときには欲しいと思わず口に出していた。
まぁ・・・今日のとこは諦めるか。。。と、荷物を持ち元の場所に戻ろうとしたその時だった。

「いや、離して下さい!」

すぐ近くで女性の叫び声が聞こえてくる。
叫び声の方にはちょっとした人だかりが出来ていて、ここからじゃよく見えない・・
が、しかし、声の主はついさっきまでいたアンリのものだとすぐに把握できた。
俺は人ごみを掻き分け近づいていった。
人だかりの中央に、柄の悪いゴロツキ3人が女性1人に言い寄っているのが目に入る。
「なぁ、お嬢ちゃんいいだろ?俺達と遊ぼうよ。」
一番体格のいいゴロツキが赤い髪の女性、つまりアンリの腕を掴み
顔を近づけて言い寄っている。
「誰が貴方と何か遊ぶもんか!その汚い手を離してよ!」
「おーおー、威勢のいいお嬢ちゃんだねぇ・・・おにーさん気に入ったよ。」
お次は一番ひょろそうなモヒカンがアンリの肩に手を乗せる。
そのモヒカンの隣にいた、スキンヘッドがアンリを見下ろしながら口を開く。
「おまえさん、あれなんだってな?依頼殺しなんだろ?」
依頼殺し・・・?こいつら、何言ってんだ。・・・・って、そんなことより、アンリを助けないと。
俺は周りの人に「やめときな」といわれたが、そんなことに構わず4人に近づいてモヒカンの腕を掴んだ。
「オイ、その辺にしとけよ。」
「んー・・?なんだてめぇ・・・は・・」
モヒカンは威勢よく俺の方を振り向いたが、俺の顔を見るなり顔が青ざめていく。
その隙にアンリが俺の後ろに隠れて、服の裾をぎゅっと掴んで3人を睨みつける。
「あ、あんた・・shadowの・・。」
「かかかかかかかか、カゲさん!?」
3人とも慌てふためいている。
「俺の顔を知ってるんなら、これ以上ここで揉め事を起こすと・・・どうなるか解ってるんだろうな?」
俺はドスを効かせた声で3人を睨みつけ、モヒカンの腕をきつく握り締めた。
「い、いでぇ・・・かか、勘弁してください」
「ふん・・・その前にだ、そこのスキンヘッドが面白いこと言ってたな。」
「え、わ、私ですか?」
いきなり話を振られ、スキンヘッドは情けない声を出す。
「依頼殺しの話、今夜10時にそこの酒場で聞かせてもらう。」
「えぇ・・で、でも。。」
「もし、来なかったら・・うちのクラン総出で血祭りにあげてやるよ。」
空いた手でスキンヘッドの胸倉を掴み顔をずいっと近づけた。
「わ、わかりました・・・。」
「んじゃ、今夜10時な。ほら、さっさといけ。」
俺はモヒカンの腕とスキンヘッドの胸倉から手を離し、手でしっしっとやった。
後ろに隠れていたアンリは、ほっとした表情を見せる。
「大丈夫か?」
「え、あ、はい・・・。ご迷惑をおかけしてすみません。」
アンリはバツが悪そうに頭を下げる。
「まぁ、俺もちょっと余所見してたしな・・こっちこそ悪かったよ。ごめんな、怖い思いさせて。」
「い、いえ・・・その・・かっこよかったです・・」
そう言ってアンリは顔を真赤にしながら、もう一度深くおじぎをした。
まぁ、やっと俺の魅力が解ったって感じかな。

俺とアンリが家に着く頃には、さっきまで傾いていたお日様も沈んでしまい、
辺りはかなり暗くなっていた。アンリの家では、レイとブレインさんがコーヒーを飲みながら
談笑をしている際中だった。
「ただいまーっと。」
二人で声を揃えて言うと、留守番の二人も声を揃えて「おかえりなさい」と言って迎えてくれる。
俺はテーブルの上に街で購入したものを置く。
「すぐに夕食にしますね、もう少しだけ待ってて下さい。」
その中からアンリは必要な食材を分け、台所へ向かう。
さっきの揉め事の影響か、まだちょっと無理をして笑っている感じが伺える。
タバコに火をつけると、レイに依頼殺しの事を確かめるために夕食を済ませたら
街に行くからと伝えた。

Go to NEXT STAGE                                                             うぇー、疲れた。
とりあえず、文章がうんk                                                                             

テーマ:GunzOnline - ジャンル:オンラインゲーム

―――さて・・どうしたことやら。。
アンリは父親の様子がおかしいと言っていたが、実際に会ってみた限り、そうは見えない。
まぁ、かといって安心できるわけじゃないし、わざわざおかしい素振りを見せるわけがない。
しかしこうもフレンドリーにされると、さすがに疑いにくくなってしまうのが俺の悪い癖なんだよなぁ・・。

昼に話を終えた俺たちは、夕方に合流し、アンリの家に早速行くことになった。
多分、このまま見張り番しながら、しばらくはやっかいになることになるんだろう。
アンリの父親は、ブレイン=ロレッタと言う名前で、特に怪しい感じもなく、むしろ、
とても人柄の良さそうな人で、到底、傭兵消失事件に関わっているなどとは思えない雰囲気だった。
だから、アンリが切実に訴えた理由も凄くよく解る。
ちなみに、今は夕食を呼ばれていて、親子水入らずの場にカゲと一緒にお邪魔させてもらっているわけだ。

「どうしたんです?食べないんですか?レイさん。」
向い側のアンリが心配そうな表情をして聞いてくる。
「ん、ああ、ちょっと考え事をしててね。ごめんな、早速頂くとするよ。」
「そうだぞ、レイ。モグモグ・・・せっかくアンリが腕に・・・・モグモグ・・
よりをかけて作ったんだ、食べないとバチが当たる。モグモグ」
「解ってるよ。だから、口に食べ物を入れたまま喋るな。はしたない。」
「しょうがねぇだろ、美味しいんだから。モグモグ」
「ふふ、カゲさんったら・・。」
アンリの手料理にがっつくカゲを横目に、俺は目の前のローストビーフにフォークを突き刺し口に運んだ。
・・・・・うん、悪くない。普通に美味しい。
最近、まともな家庭料理というものを食べてなかったから余計に美味しく感じる。
「うん、凄く美味しいよ、アンリ。」
俺はアンリの方を見て、にっこり微笑んだ。
「ほ、本当ですか?」
凄く心配そうな顔で、アンリが聞いてくる。
だから、俺は・・
「あぁ、もちろん。」
と、力強く言ってあげ、アンリの頭を撫でた。
しかし、そこを目ざとく見逃さないのがカゲだった。
「レイ、純粋な少女を父親の前で口説くな。」
「ぶはっ!」
俺は思わず口に含んだ水を噴出しそうになる。
「おま、いきなり何てことを・・。」
そして、俺の向い側ではアンリが顔を真赤にしている。
そんな顔をされると、余計に照れくさいんですが・・・。
と、とりあえずフォロー。
「お、俺はだな、純粋にアンリの料理が美味しいと思ったから、それを態度で示しただけだ。
勝手な言い掛かりはやめてくれないかね?カゲくん。」
「はいはい、レイさんの女性への優しさは全てナンパに見えるのが仕様だから、
そんなこと言われてもな。」
カゲはロレッタ自家製のドレッシングたっぷりのサラダを口に運びながら、俺を横目で見て言った。
「カ、カゲくん?それはちょっと言いすぎじゃないのかな?」
こめかみの辺りがぴくぴくしているのが解る。こいつめ・・・
などと思っていると、俺とカゲの前にゴツゴツした大きい手がコーヒーを差し出してくる。
「まぁまぁ、お二人ともこれでも飲んで落ち着いて。」
俺とカゲのレクリエーションを幕引きさせたのは、アンリの父親だった。
俺は唐突のことに目をパチクリさせたが、おろおろしているアンリを見て気恥ずかしくなった。
「す、すいません・・。」
バツが悪そうに俺とカゲが頭を下げる。

「ふぅ~、食った食った。もうお腹いっぱいだぜ。」
カゲはお腹をさすりながら、椅子の背もたれに身を任せている。
「アンリー、美味しかったよー。」
台所で洗い物をしているアンリに聞こえるよう、俺とカゲは声をかけた。
「は、はいー、お粗末さまでしたー。」
照れているのか歯切れが悪い。かわいいのぅ。
「それにしても、お二人とも仲が良いんだね。いいコンビじゃないか。」
ニコニコしながらアンリパパが言う。
「いやあの、コンビではないんですが・・・」
頭を掻きながら俺は言った。
カゲとコンビなんて吐き気が・・・(ぇ
「そ、そうですよ。ブレインさんも人が悪い。」
そう言うカゲも顔をひきつらせながら、苦笑いしている。
「はっはっは、でも、二人とも古い付き合いなんだろう?」
「まぁ、確かにそうですね。」
コーヒーをずずっとすすりながら、優しい顔のアンリパパに俺は答える。
「私も昔は君達みたいに、気楽に付き合える仲間がいたもんだ。」
ちょっと遠い目をしながらアンリパパは葉巻をふかしている。
ふむ・・少し探りを入れてみるか。
「そういえば、昔は傭兵をしていたみたいですが?」
「あぁ、昔といっても4年位前までだけどね。」
どこか寂しそうな表情をする。
「でも、どうして辞められたんですか?」
今度はカゲが質問をする。
その質問に対して、アンリパパは「ふぅ」っと一息ついて口を開いた。
「妻を仕事で亡くしてしまってね・・。それがきっかけかな。」
「・・すみません。余計な質問して。」
伏目がちのパパに対し、カゲは深く頭を下げる。
「いや、いいんだよ。私はもう大丈夫だ。いつまでも悲しみに浸っていると、アイツに怒られる。」
「でも・・」
「確かにショックだった。でも、人は生きている限り、前に進まなきゃいけないんだ。
そうだろう・・レイくん。」
「・・・そうですね。」
触れられたくない部分で話を振られるとは・・・。しかしなぜオレ?
確かにそう言うことが俺にもあったのは事実だが、それをブレインさんが知っているのか・・・?。
まぁ、この触れられたくない過去については追々語るとしよう。
「そういやぁ、レイも・・」
「・・・何も言うな、カゲ。」
「すまない。」
コーヒーを飲み干し、俺はタバコに火をつける。
少し空気が湿っぽくなったところで、アンリが戻ってくる。
「なんか、空気が湿っぽいんですけど?」
気を遣ったのか、それともただ思ったことを口にしただけなのか、
ニコニコしながらアンリがそう言った。
そのアンリを見て、俺は昼間のトラブルの光景が頭に浮かんだ。
「そうだな、せっかくこうして美味しい料理も食べられたことだし、湿っぽくなるのは
アンリに失礼だよな。」
俺はそう言って、テーブルを拭くアンリの頭をくしゃくしゃっとやる。
「だーかーらー、レイくん。そういうことは・・」
「あ・・っと、ついつい癖が・・。」
ジト目のカゲの台詞に俺はハッとなり、頭を撫でていた手を引っ込めた。
ちらっとアンリパパの表情も伺ったがニコニコしているだけだったのでホッと胸を撫で下ろす。
テーブルを拭き終わったアンリは、少し照れながら向かい側の席について
自分のために入れたココアをちびりとやり、俺とカゲを見比べて言った。
「そういえば、カゲさんもレイさんもクランマスターをされてるんですよね?」
その質問にカゲが「そうだよ」と言い、俺もうんうんと頷く。
心無しか、アンリは少し目を輝かせているようだ。
要するにあれか、俺の武勇伝が聞きたいわけだな。・・・・ってのは冗談だ。
「確か、カゲくんはShadow_orzのマスターだったよな。活躍は聞いてるぞ」
「あー、私そのクラン知ってる。って、カゲさんshadowのマスターさんだったんですね、
すごいですよぉ」
「え、あ、飾りのマスターですけどね・・ははは」
と、アンリパパの不意打ちとアンリの興味津々の表情にカゲは面食らって、照れながら言った。
カゲはあぁは言うが、実際カゲの実力というのは周りが思っているよりも遥かに高いと思う。
じゃなきゃ、この話も持っていかないわな。
「レイさんは、あそこでしたよね?確か・・・」
またまた気を遣っているのか、アンリは必死で俺のクランの名前を思い出そうとしている。
てか、こんな少女がうちのクランを知っているのかが疑問だ。
が・・アンリはポンっ手を叩いて、自信満々の表情で言った。
「BlackJack!・・違いますか?」
「おー、よう知ってるなぁ。これはちょっと驚いた。」
まさか知っているとは・・・。
「あぁ、それなら私も聞いたことがあるな。この界隈はShadow一色だが、BJの活躍も
しっかり耳に入って来ているよ。」
お、ちょっと嬉しいかも。
「お二人ともよくご存知ですね。うちは小数でやってますから、
知ってる人なんてわずかだと思ってましたよ。」
「レイのとこは、結構有名だぞ。小数だが、しっかりとした素質を持っているやつが多いって
他のクランからよく話しを聞く。」
「そ、そうか?」
カゲの突然の言葉に思わずしどろもどろになってしまう。
「そうだ。Angelic-rayと言えば、あぁBJのマスター?って感じだ。」
「はは・・・」
照れ隠しをするのに凄く必死だ。普段褒められ慣れてない分、こういうのは実は苦手だったりする。
いやまて、褒められているかどうかは微妙か・・・?
まぁ、自分が思っている以上に世間には浸透しているわけか・・・。
もうちっと気を引き締めないとな。。

「さて、私はそろそろ寝るとするよ。明日も朝から仕事があるしな。
アンリ、あんまり夜更かしはしないようにな。」
アンリパパはそう言って、アンリの頭を撫で、席を立つ。
「と、父さん・・私、もう子供じゃないんだから、そういうのはやめてよね!」
アンリは頬を膨らませ、口を尖らせる。その仕草がとても可愛かった。
「はっはっは。それじゃ、レイくんとカゲくん、娘をよろしくお願いします。」
「はい、しっかりと寝かしつk、・・・じゃなくて、守らさせて頂きます。
少しの間、部外者がいることで窮屈な思いをさせることになりますが、よろしくお願いします。」
俺とカゲは席を立ち、ブレインさんに頭を下げる。
「こちらこそ、よろしく頼む。」
そう言ってにっこり微笑んだアンリパパは寝室へと移動した。
それを確認するとカゲがアンリの方を見て言った。
「いい親父さんじゃないか。」
「は、はい、ありがとうございます。」
アンリは少し照れて、カゲにちょこんと頭を下げる。
確かにカゲの言う通り、いい親父さんだ。彼を疑うのは凄く忍びない行為だと思う。
とりあえず、後でカゲの本心を聞いてみるか。
「えっと、それじゃ私はお風呂へいってきますね。」
そう言うとアンリは席を立ち、俺たちに礼をして浴室へと向かおうとする。
「アンリ、何かあったら大声出して俺たちを呼ぶんだぞ。」
その背中にカゲが声をかける。
「あ、はい。その時はお願いします。」
「それじゃ、ゆっくりしておいで。」
振り向いてぺこっとおじぎをするアンリを俺たちは見送った。

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多分夜にうpすると思います。
多分、レイとカゲの会話がちょろっとあるぐらいだと思いますが汗

テーマ:GunzOnline - ジャンル:オンラインゲーム

「すまねー、遅れちまった。」
カゲがギルドカウンターに姿を現したのは、約束の時間から30分後だった。
「おっせーよバカ。」
「しょうがねぇだろ、クランの方ではずせない用事があったんだから。」
カゲはshadow_orzというクランのクランマスターをやっていて、
この地域では結構有名なクランであり、それなりの実績も持っていたりもする。
「まぁ、カゲのとこは大所帯だから、しょうがねぇか。」
「さすがレイさん、物分りがいい。」
そう言い、ニヤニヤしながらカゲは俺の隣に腰をおろした。
が、なぜかキョロキョロしている。
なんだろ・・あぁ、依頼主の事だな。
「今、お手洗いだよ。」
「そか。」
そう言うと、カゲは声をひそめて俺に話し掛けてきた。
「ところで、どんな感じだ?」
「さわりの部分しかまだ聞いていないが、もしかしたら結構ヤバ目かもな。」
「ふむ。。もしあれなら、うちのメンバー出そうか?」
「いや、無償で請け負ってるんだ。カゲのとこに迷惑はかけれないよ。」
「俺は?」
「仕様だ。」
「おまww」
カゲが来る前に少しだけ話を聞いたが、聞く限り難易度の差が激しい仕事だと思った。
要するに、簡単な仕事になるか命にかかわる仕事なのか。
依頼の難易度にはそれぐらいの幅があると思う。
そうこう考えているうちに依頼主が戻ってくる。
「あ、お待たせしました。」
彼女は軽く礼をして、その目立つ赤い髪をふわりとさせ席についた。
年齢は16歳ぐらい、赤い髪が印象的で雰囲気は大人っぽい。
しかし顔を見ればしっかりと幼さが残っている。
どうやら、カゲのストライクゾーンまっしぐらって感じらしい。
俺の隣でカゲが目を丸くしている。
「えっと、こちらの方がカゲさん・・・?」
彼女はカゲの方を見て言った。
「あぁ、そうだ。」
「私、アンリ=ロレッタと言います。」
「・・・・・」
目をパチクリさせているカゲを肘で小突く。
ちょ、ガチガチになってんじゃん、こいつ。
そう思うと腹の底から笑いがこみ上げてくる。
「え、ああ、い、えっと、カゲです。よろしくお願いします。」
「ぶwwおま、何かしこまってんだよ。うはははは、腹いてぇ」
緊張しまくりのカゲがとても滑稽で、笑いが止まらない。
苦しい・・。
「いや、だって、おま、その、こんな綺麗な女性だとは思ってなかったからな。」
「・・・えっ・」
カゲがしどろもどろになって言った台詞に、依頼主は顔を赤らめる。
「ま、まぁ、とにかくよろしく。」
目をそらしながら、頭をポリポリかいてカゲは手を差し出した。
「はい、こちらこそ。」

ギルドカウンターは人もまばらで、騒がしくもなく静か過ぎずもなく
話をする環境にとてもぴったりだった。
「じゃあ、カゲも来たことだし、本格的に話をしてもらえるか?」
「はい。」
俺はタバコに火をつけ、アンリの目をしっかりと見据えて言い、
そして彼女もそれに答えるよう、しっかりとした眼差しをカゲと俺に向けてくる。
「実は3週間前くらいから、私、誰かに狙われているんです。。って、
先ほど、レイさんには掻い摘んで話しましたが最初から話しますね。」
彼女はカゲと俺を交互に見て言った。
まぁ、同じ話をすることになりますけどいいですか?みたいな感じだろうな。
そんな気を遣わなくてもいいのに。
俺とカゲは無言で頷き、彼女の話に耳を傾ける。
「最初の頃は、夜道を歩いていると誰かにつけられているって気配がしてただけなんですが、
3日ぐらいすると、今度は昼間でも視線を感じるようになりました。
ちょっと気味が悪かったんですが、余り気にも止めていなかったんですね。
でも、1週間ぐらいすると何となく部屋に違和感を感じるようになったんです。
なんて言うか、置物の位置が変わっていたり、えとその・・タンスの中の服の
たたみ方とか微妙に違ってたり・・。」
ちょいと伏目がちになる仕草が可愛い。女の子だしな、うんうん。
「続けて。」
俺は彼女から目を逸らさずに言った。
「はい、それから・・日を増すごとにエスカレートし始めて、つい三日前には
家の中全部が荒らされてました。」
「ふむ・・、何か盗まれた物とかは?」
続いて、カゲが聞く。
「いえ、特に無いんです。お金とかそういうものには一切手をつけていませんでした。」
実際狙われているのは彼女じゃなくて、家にある何かだろうな。
その旨を彼女に伝えるかどうか迷ったが、カゲが俺の考えを口に出す。
「アンリさん、家に何か高価な物や大切な物とかってあるかい?」
その質問に対して、アンリは難しい顔をして考えるが、すぐに元の表情に戻った。
「いえ・・・父の所有品にはそういうものがあるかわかりませんが、少なくとも
私が持っているものの中では、そんな高価な物は無いと思います。
でも、どうして?」
彼女はカゲの質問の意図がイマイチ解ってない様子。結構鈍感なのか?
「ま、要するに君を狙っているのであれば、この3週間の内に危害を加えてこないわけがない。
しかも、全くもってそういう危険は感じられない。ということは、犯人は君じゃなくて
他に狙っているものがあるってことだよ。」
「なるほど・・・確かにそうですよね。そう考えてみれば、つけられてると感じている時でも、
確かに不安ではありますが、一定の距離を保ったままですし、殺気みたいなものは
感じたことがないです・・・って、私がそんなものを感じられるかどうか解りませんが。」
そう言って少し照れた仕草をしながら、彼女はココアちびりと飲む。
とりあえず、ここまでならボディーガードだけでいいんだが、話はそれだけではない。
「で、カゲ、こっからが本題だ。」
「なんだ、まだあるのか?」
「うむ。」
俺は得意気な顔でタバコをふかしながら頷き、アンリの方を見る。
「実は・・・レイさんが4番目の請負人なんです。」
「ほぉ。」
カゲはあごを触りながら、左の眉毛をぴょんと持ち上げた。
「部屋に違和感を感じるようになってから、ボディガードとして傭兵の方を3人雇いました。
でも、2日3日すると居なくなってしまうんです。」
「・・・。」
カゲが真剣な面持ちで彼女を見つめている。
そう、俺らの前に雇った傭兵達は、なぜか2.3日で家から忽然と姿を消してしまったらしい。
その時に決まって、彼女の父が「帰ってもらった」と言うらしい。
「ちょっといいか?」
「あぁ、どうした?」
神妙な顔つきでカゲは席を立ち、アンリに「すぐ戻るから」と言い、俺を連れ立って店の外に出た。

外は日陰になっている中と違い、結構暑かった。
このまま立ち続けるのは、お日様が真上に近いのであまり好ましくは無い。
そんなくだらない事を考えている俺を尻目に、カゲは声をひそめて話し出した。
「実は、ここ数週間の間に結構腕利きの傭兵がぱったりと居なくなってるらしいんだ。」
「あぁ、それなら知っているが・・・」
「もしかしたら、その事件との関連性があるかもしれない。」
「ふむ・・可能性は無いとは言い切れんな。」
事件は2週間前からであり、ちょうどアンリが傭兵を雇った時期と被っている。
傭兵が行方不明になるのは珍しいことではないが、行方不明になっているのが
結構な腕利きであり、評判実績ともにかなり有名な傭兵である。
「俺、行方不明者の名前を暗記してるから、アンリにそれとなく聞いてもいいよな?」
「あぁ、それは大丈夫だ。しかし、もし一致するのであれば、かなりやっかいに
なりそうかもな・・・この仕事。」
「うむ・・・まぁ、アンリをいつまでも店の中に一人にするのも悪い、戻ろう。」
「解った。」

店に戻ると、アンリはちゃんと席に座って待っていた。
その姿を見て、俺はホッと胸を撫で下ろした。
まぁ、いくら傭兵と言えども、俺たちのように優しくて紳士なのは少ないもんだ。
大抵野蛮なヤツが居て、そして町の人らも特に依頼が無ければ、昼間でも近づかないようにしている
場所でもあったりする。
「おかえりなさい。もういいんですか?」
アンリが少しだけ微笑んで俺たちを迎えてくれた。
俺たちは席に着き、アンリを待たせたことに対して「悪いね、待たせて」と頭を下げた。
タバコに火をつけ一息つくと、カゲが話しを切り出す。
「なぁ、アンリさん。」
「はい・・あ、えっと、アンリでいいです。」
「んじゃ、アンリ。」
カゲがアンリの要望に応える。
「突然だけど、雇った傭兵の名前を教えてくれるかな?」
「え、あ、はい。」
アンリは少し戸惑っていたが、ゆっくりと口を開いた。
「最初がエイルさん、次がフィードさん、3人目の方は私でも知ってるくらい有名な方で、
シオディさんです。」
「ビンゴ・・だな。」
カゲが俺に聞こえるくらいぼそっと言う。
それに対し、俺は頷く。
しかし短剣使いのシオディさんが行方不明とはな・・・。
この界隈じゃ短剣使いでは5本の指に入るくらい有名だ。
ちなみに、その5本の指の中にうちのクランメンバーのレオニードも入っている。
「えっと、その人達が・・?」
事情の掴めてないアンリが案の定聞いてくる。
「ん、まぁ、その・・」
カゲがバツの悪そうな顔をする。
歯切れ悪すぎ・・・。さらっと流せねーのかよ。
「私の依頼と何か関係があるんですか?ちゃんと言って貰えませんか?」
アンリは少しだけ身を乗り出しカゲにきりっとした眼差しを向ける。
・・・が、カゲは尚もはぐらかそうとした。
「いやまぁ、別に大した――――」

バンッ!!!

「「・・・・っ!?」」
カゲがその場を濁そうとするのに対し、アンリは机を叩き立ち上がってカゲに詰め寄った。
「はっきり言って下さい!!」
みんなの視線が痛い。それ以上にアンリの真っ直ぐな視線が俺たちに突き刺さる。
「アンリ、落ち着け。」
俺はアンリの肩を抑え、席に座らせようとするがアンリは俺をキッと睨み、ポツリと呟いた。
「真剣なんですよ・・私の身の回りに異変を感じるようになってから、父の態度も変わってしまい
前の様に優しくしてくれなくなったんです。少しご飯の支度が遅れただけで、怒鳴られるし・・
不安を感じていることで傭兵さんを雇っても、煙たそうな顔をする。
父だって・・昔は傭兵だったのに・・・。」
睨みつけていた瞳は、いつしかその色を変え、寂しさに染まっていく。
「・・アンリ。。」
俺は何も言えなかった。隣のカゲも押し黙ったまま、アンリを見つめている。
「私は耐えられないんです!私自身の不安じゃなくて・・変わってしまった父のことが・・。」
アンリの声はひどく悲しく、切ないものだった。
彼女の父親は何も感じていないのだろうか・・・。
元傭兵ならそういう異変に気付いてもいいと思うのだが・・。
とにかく彼女を、これ以上悲しませてはならない。。
「悪かった、アンリ。ちゃんと話すよ。」
カゲはヤレヤレといった感じで、目を細めながら優しくアンリに言う。
それに対し、それまで浮き沈みの激しかったアンリはハッとして、いつもの顔に戻り
申し訳無さそうに席に座って、「お願いします。」と呟いた

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気付いたら無茶苦茶長くなってました汗。
頑張って読んでもらえると幸いですね^^;
次回はアンリの家に出向き、アンリパパとご対面です。

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「っつーわけなんだ。」
俺はおおまかな話をして、酒をちびりとやる。
「ほぅ・・・なるほどな、事情はわかった。しかしレイは人が良すぎるよな。
無一文の仕事を平然と受けることが多すぎる。」
ビールを飲みながら、呆れ顔でカゲが言う。
俺は苦笑し、頭をポリポリとかいた。
「はは、まぁ、誰かのために何かしていたいんだよ、俺は。」
「難儀な性格なことで。」
俺とカゲは酒を飲み干し、タバコに火をつけた。
吸った煙をプカァっと吐き、空のジョッキを持ち上げカウンターに目をやる。

「マスター、もう一杯くれる?あと、こいつの分も。」
「はいよ。」
無愛想なマスターはグラスを拭きながら、こっちを見ずに言った。
こういうマスターの居る店は、結構繁盛するもんだ。
店内もそれを物語っている。
「悪いねレイくん、奢ってもらって。」
カゲがふんぞり返って、いけしゃあしゃあと言い放つ。
「ふん、仕事手伝ってくれたらな。」
「ふむ・・まぁ、依頼主は可愛い子なんだろ?」
そう言うと、カゲはニヤニヤしながらタバコを消した。
ゲンキンなヤツだな・・。
「あぁ、そうだ。ランクで言えばA+~Sクラスだろうな。」
ちょっと大袈裟な表現だったが、実際俺自身可愛い子だと思った。
「おk、引き受けた。時間は?」
「依頼主とは明日の午前10時頃にギルドカウンターで待ち合わせてる。」
「了解。」
交渉成立・・・っと。
まぁ、酒奢るくらいなら安いもんだ。
カゲはあんまり飲める口じゃないし、そこまで金もかからん。
「お待たせしました。」
綺麗なウェイトレスが俺らのテーブルに酒を運んできた。
俺は声を思わずかけようと思ったが、更に速いヤツがいた。
「おねーさん、初めて見る気がするんだけど?もしかして新人さん?」
さすがカゲだ。
「え、あ・・はい。」
いきなり声をかけられたので、凄く戸惑っている。その仕草がとても可愛い。
「俺、カゲって言うんだけど^^」
カゲはニコニコしながら、ウェイトレスさんを見つめている。
実際きもいよな。うん。まぁ、あえて俺は知らんぷり。
「え、あ、えと・・・みるきーここです。」
「みるきーちゃんね・・メモメモっと。」
メモメモって口に出すとこが更にきもい。
そういうのもあってか、みるきーここと名乗ったウェイトレスさんはかなりお困りの様子だ。
「カゲ、その辺にしとけ。」
「は?何紳士ぶってんだよ。レイの得意分野だろ?」
「いやおま・・。」
いやまぁ、確かに声はかけようとしたけど、お目当ての名前はカゲが聞いてくれたしなぁ・・。
とりあえず、フォローしないと。
「勘違いしないで下さいね、みるきーここさん。俺はそういうキャラじゃないんで。」
「ちょ、おま。それじゃ俺がナンパ師みたいじゃねーか。」
「そうじゃなかったか?」
「ちげーよ、バカ!綺麗な子が居たらとりあえず名前を聞く。俺はレイの教えに従っただけだ。」
カゲめ、なかなかやるな。。だがここで引き下がるわけにはいかない!
「そうは言ったかもしれないけど、実際やったのはカゲだろう?俺はシャイだから、無理だ。」
「はいはい、可愛い子の依頼は無償で請け負うレイ様が何を言いますか^^」
「ちょ、だからさっきも言っただろう?俺は誰かの為に何かしたいだけだって。」
「ほほー、その割には男の依頼を無償で請け負った話とか聞いたことが無いんですが?」
俺とカゲの口論が段々エスカレートしていく。
不毛な争いなのはわかっているが、俺のイメージが悪くなるのは避けたいところ。
しかし、その争いも不意をついた台詞で終わった。
「えっと・・・二人ともナンパ師でいいですよね?」
「「( ゚д゚ )」」
たった一言で凍りついた俺達を放置し、みるきーここと名乗ったウェイトレスさんは
カウンターへ下がったいった。

「マスター・・勘定。。」
「毎度ありがとさん。」

----そして夜がふけていく。

友情出演:影タソ
続きは未定。  
祝5000HIT~。
って、誰が踏んだのだろうか・・・。
凄く気になります。

つーか、サイバーフォーミュラのDVDBOX買ってしまいました。
スロの調子がよくて、お金に余裕ありまくりんぐだったので即買い。
いやー、懐かしいですわ。
1991年て・・俺まだ8歳ですよ?
でも、しっかり話の流れを覚えてるし、見れば思い出せるもんだ。
そんだけ印象が強かったんだろうなぁ・・。
同じレースものだと、あとはFエフですかね。
赤木軍馬の、「何人たりとも、俺の前は走らせねぇ!」って台詞が
とても印象的だったのを覚えています。
あと、ライバル聖(ひじり)との一騎打ちで、聖が
「赤木、俺のテールに食らいついてこい!」
ってとこも、かなり好きでした。

DVD見終わったら、フラグメンツブルーとメモオフとぎれたフィルムが
待っています・・・。汗

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